はじめまして、さまざまな媒体で恋愛コラムを書いております。浅田悠介と申します。
なぜかSNSで「フォローすると恋が叶うオンライン恋愛神社」と呼ばれていたりします。どうしてこうなったのかは僕自身わかりません。わかったら教えてください。
他にはマジシャン&恋愛コラムニスト「浅田さん@令和の魔法使い(@ASD_ELEGANT)」として心理・恋愛・コミュニケーション系に関する発信をしています。
突然ですが、失恋って、辛いものですよね。
恋の終わりはみじめなものです。心の痛みや、過去を悔いたり、情けなさに苛まれている人もいることでしょう。どうしてこなってしまったんだろう、と。
とはいえ、いつまでも沈んでいるわけにもいきません。人生はこれからなのですから。
そこで今回は「失恋から卒業するための心がけ」を紹介します。
立ち直る方法から、忘れる方法まで。ぜひ参考にして、その心の傷をいやしてくださいませ。穏やかな日々がおとずれますように。
①次の恋に踏み出せない自分を責めないこと
まず第一に伝えたいことです。
自分を責めるのはやめましょう。次の恋に進むしかないのはわかっているけれど、それができないという自分を責めてしまう方がいるのですね。
しかし、そのことで自分を責めないようにしましょう。いまは傷ついている、だから、しばらく前向きな気持にはなれなさそうだ──それでいいじゃないですか。恋の傷に漂うのも人生です。自分を否定しないことですよ。
それに、その恋がどんなふうに終わってしまったのだとしても、その恋心自体は美しいものだったのだと思いますよ。間違いありません。
②忙しくすること
忙しさは悲しみを紛らわせてくれます。
どんなときにも言える人生の真実です。「われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である」と、芥川龍之介も言っていました。この名言は失恋にも当てはまるでしょう。
スケジュール帳を埋めてみませんか。友達とのお出かけや、親孝行、趣味の教室、資格の勉強、仕事、カフェで読書、なんでもOKです。頭と体を動かすことですよ。
③毎日15分間思いだす
とはいえ、失恋の傷を忘れる方法(立ち直り方)もご紹介しましょう。
毎日15分だけ「その恋を思い出す時間」を作るのです。なにがあっても──忘れられないどころか──必ず思い出すようにすること。日課にしてしまうのですね。
すると、ある日、思い出すのが面倒になっているのに気づくかもしれません。
脳が、わざわざ思い出すという作業を嫌がるようになるからです。ストレスだから。これはカウンセラーも使う心理テクニックなので強力ですよ。ぜひ、つらくなったら試してみてください。
④感情を誰かに、どんどんシェアすること
その辛い気持ちを家族や友人に伝えましょう。
心は誰かに共感してもらうと、ちょっとだけ救われます。それを繰り返すことで、どんどん救われていくのに気づくことでしょう。私たちはひとりでは生きられないのです。
もちろん失恋の話を聞き続けるのは、気楽なことではないかもしれません。話を聞いてくれた人には、お礼を伝えたり、珈琲をご馳走するくらいでもいいのかもしれませんね。
感情は抱えこまないことですよ。
⑤これからのことを考える
過去を悔いるのは素敵なことです。
しかし貴女の人生は未来にしか残されていません。だからこそ「これからどうするか?」を考えることも大切です。過去だけではなく、未来にも思いを馳せてみましょう。
どんな場所に行って、なにをして、なにを食べたいか、ということでかまいません。意識を前にむけることが大事なのです。未来のことで頭をいっぱいにしてみましょう。
──さて、以上「失恋から卒業するための心がけ」を紹介いたしました。
どれかひとつでも貴女の心の助けになれば幸いです。
最後に、英国の喜劇俳優チャップリンの名言をご紹介します。
「下を向いていたら、虹は見つけられないよ」
どういう意味なのかは貴女におまかせいたします。辛すぎる失恋のあとで、新しい恋を見つけられますように。止まない雨はないから。
貴女の恋が叶えられることを祈っております。